日本の城にみる伝統文化の保全・保存

歴史・文化
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日本の城(天守閣)は西洋の人から見るととても特徴的で、とても魅力を感じるそうです。

海外の人が日本への観光する際も、日本の城は定番の観光コースの1つになっています。
この日本の城は海外の反応でもよく話題になるのですが、この際に日本に詳しい外国人が『現在の日本の城は鉄筋コンクリート製でエレベーターもある』と主張するケースがよくあります。
確かに現在の日本の城の中で、築城当時の姿のまま現存している城は以下の12城しかありません。(現存十二天守)

弘前城(青森県)
松本城(長野県)
丸岡城(福井県)
犬山城(愛知県)
彦根城(滋賀県)
姫路城(兵庫県)
松江城(島根県)
備中松山城(岡山県)
丸亀城(香川県)
松山城(愛媛県)
宇和島城(愛媛県)
高知城(高知県)

これら以外の日本の城は、一部もしくは全部が建て直されています。
都会の真ん中にあり観光客も多い大阪城や名古屋城なども、完全に建て直されたコンクリート製の城です。
これではただの近代建築で、高い価値を感じないかもしれません。

しかし大事なのは、そこに城があったという事実を残していこうという気持ちにあると私は思います。
城のような大きな建造物が取り壊された(壊れた)際に、わざわざ同じような見た目の城をを同じ場所に再建することは、現在の経済的価値観(資本主義的価値観)で考えれば効率的とは言えないと思われます。
前途したように、大阪城や名古屋城は都会の真ん中にあるのですから、城を再建するより商業施設などにしたほうが経済効果はあるでしょう。
しかしそのようなことはせず、日本人は元の場所に再び日本の城の姿を残すことを選択しているのです。

日本は独自の伝統文化が多数残る国として有名で、歌舞伎、浮世絵、日本刀、相撲、将棋、芸姑・舞妓などなど、挙げていけばキリがないほどの伝統文化があります。
ただ、これらの伝統文化もただ単に古いまま残してるわけではありません。
例えば、日本刀を作る際の鉄を打つ作業は、現在では機械式のハンマーを一部利用しています。
日本刀作り以外の伝統文化でも、現在の技術をうまく取り込みながら残っています。
コンクリートの城も、これと同じことなのではないでしょうか?

現在の科学技術の発展を前に、伝統文化は次々と消えていく運命にあります。
この伝統文化を残すには、残そうとする人の気持ちが不可欠です。
日本における自然災害の多さを考えれば、木造で作られた日本の城を残していくとてつもなく大変なことですが、そういった事情の中で再建されたコンクリート製の日本の城は、コンクリート製で同じ場所に同じような見た目の城を残していこうという日本人の心が現れていると私は思います。

以上、たとえコンクリート製であっても、海外の人には日本の城を楽しんでいただきたいと思います。

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コメント

  1. 相田 より:

    コンクリート製だっていいじゃないか
    お城だもの
    みつを

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