海外の反応サイトで、中国の人が東京に来て『思ったより都会じゃなかった』との感想を述べていました。
その考えは、ズバリその通りです。
都会の象徴といえば高層ビルですが、東京を代表するビルは
霞が関ビル :竣工1968年、高さ147m
サンシャイン60:竣工1978年、高さ240m
東京都庁舎 :竣工1990年、高さ243m
と、既に古くなっています。
東京は人口が密集しすぎている上、個人に対する土地の権利がしっかりしているので簡単に都市開発ができず、また大規模な開発をする場所もほとんどなくなっているのが現状です。
そのため東京で行われる近年の都市開発は限定的で、最先端のビルもそんなに多くはありません。
※本分のトップにある画像は、東京都庁(新宿)から渋谷・世田谷方面を写したものですが、高いビルはほとんどないことが分かります。
それに比べて中国の都市部は、地図サイトのストリートビューなどを見ると目新しいビルが多数あり、大規模なビル群もいくつも確認できます。
中国では土地は国のものであり個人は国から借りているだけの状態なので、日本人からするとかなり強引で思い切った都市開発ができ、近年の中国では近代的な都市が多数形成されています。(逆にこのことが社会問題になっているらしいが)
上のサイトにある、高層ビル群の高さや多さを示したランキングで中国の都市は、
4位:上海
7位:香港(セントラル周辺)
8位:香港(尖沙咀)
13位:広州
14位:重慶
17位:武漢
18位:深浅
と、24位の東京よりも7つの都市が上位にランクインしています。
更に現在の開発度合いを考えれば、中国の都市と東京の差は開く一方でしょう。
人口的に見れば、東京を中心とした都市郡(主に国道16号圏内)が世界最大であり、都市部分の広さにも外国人は驚くそうです。
また東京はインフラ設備などもしっかりしていて、近未来的な雰囲気を醸し出している部分もありますが、見た目的にもっとも分かりやすい高層ビルの部分については、中国の都市部のほうが都会的と言えます。
そのため個人の価値観によっては、東京よりも中国のほうが都会だと思う人がいても何ら不思議はありません。
以上、中国の都市部に住む人は、東京の都会的な部分を過度に期待して来日することは避けたほうがいいかもしれません。
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