本日、安倍晋三元首相が街頭演説中に元自衛官の男に改造銃で撃たれ亡くなりました。
当然のことですが、このことは海外でも大きな話題となっています。
安倍元首相は日本で最も長く内閣総理大臣を務めた人ですし、日本は治安が極めて良いというイメージもあるため、外国人たちもこの事件については大きな衝撃を受けているようです。
今回はこの襲撃事件について、政治的な部分は除き、日本の元首相が銃で襲撃されたという問題に特化して、海外の反応サイトにあった意見とその意見に対する個人的な見解を述べていきたいと思います。
韓国人の意見
韓国系の海外の反応サイトで、銃による襲撃事件が起こっているのに、周囲の人が落ち着いていること驚きの意見が挙げられていました。
韓国も世界的に見れば極めて治安の良い国ですが、日本の治安は更に良いため、おそらく多くの日本人は自分が襲撃されるということをそもそも発想していないと思われます。
実際に日本国内で銃の発砲現場を見ることは宝くじに当たるぐらい珍しいことなので、今回の事件で周囲にいた人も、パニックを起こすよりもあっけに取られていたのが実情かと思います。
オーストラリア人の意見
オーストラリアの人が、安倍元首相は演説中に防弾チョッキを着ていなかったに疑問を呈していました。
しかし、日本で銃撃を避けるために防弾チョッキを着ることはあまりに非現実的で、例えるなら、隕石が近くに落ちてなぜ核シェルターに入っていなかったのかと言っているようなものです。
隕石が落ちてくることを想定して生活することなど、あまりに非現実的な話です。
実際に、日本の国会議員が第二次世界大戦後に銃撃されて死亡した例は1回しかなく、今後も日本の政治家が演説中に防弾チョッキを着用することはないでしょう。
国籍不明の人の意見
今回の襲撃事件で、犯人を取り押さえる際に素手で対応したことも話題となっていました。
日本では刑事ですら特別な場合の除き拳銃の所持をしていないぐらいですから、犯人の捕獲は素手で行うことが基本となっています。
日本では、警察官が銃を撃っただけでも必ずニュースになる状況なのです。
アメリカで警官が襲われて亡くなるケースより、日本の警察が銃を撃つケースのほうが少ないぐらいですから、今回も警護官(SP)により素手で犯人確保となりました。
アメリカ人の意見
改造銃で襲撃されることがあるのなら、銃規制をしても無駄ではないかという意見をアメリカの人が言っていました。
日本にも鳥獣を撃つための猟銃はありますし、警察の銃が盗まれるような事件も起こっています。
そのため、日本で銃による事件が一切ないわけではありません。
しかし、その数は圧倒的に少なく、銃規制はしっかりと機能していると考えられます。
アメリカでは、つい先日に警官8人が黒人の不審者に60発の銃弾を撃ち、人種差別ではないかとのデモが起こっていました。
このような銃が当たり前にあるアメリカでは、銃規制やその効果を正しく感じらとれる人が少ないのかもしれません。
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