最強の鳥といえば猛禽類が頭に浮かぶと思いますが、ここではあえて猛禽類以外の最強の鳥（飛ぶ鳥限定）を選んでみました。
※同じような鳥が並んでも意味がないので1科1種で紹介していきます。
10位：オナガサイチョウ
photo credit:Helmeted Hornbill by Doug Janson 
- 【学名】
- Rhinoplax vigil
- 【分類】
- サイチョウ目
- サイチョウ科
- 【最大体長】
- 170cm（ただし尾が50cm）
- 【最大翼開長】
- 130cm
- 【最大体重】
- 4kg
強力なクチバシを持ち、また強烈な見た目をしてる鳥。
きっと強いに違いありません！（願望含むw）
9位：タンチョウ
- 【学名】
- Grus japonensis
- 【分類】
- ツル目
- ツル科
- 【最大体長】
- 150cm
- 【最大翼開長】
- 240cm
- 【最大体重】
- 11kg
オオツルと並び世界最大クラスのツルで、体重はこちらの方が重いと言われています。
大きい個体の体高は成人女性ほどもあり、その大きさは侮れません。
8位：ワタリアホウドリ
photo credit:Wandering Albatross by Ed Dunens 
- 【学名】
- Diomedea exulans
- 【分類】
- ミズナギドリ目
- アホウドリ科
- 【最大体長】
- 140cm
- 【最大翼開長】
- 350cm
- 【最大体重】
- 12kg
最大開長記録363cmを誇る大きな鳥。
363cmとは181.5cmの大柄な成人男性2人分であり、弱いわけがありません。
7位：ハシビロコウ
- 【学名】
- Balaeniceps rex
- 【分類】
- ペリカン目
- ハシビロコウ科
- 【最大体長】
- 140cm
- 【最大翼開長】
- 260cm
- 【最大体重】
- 7kg
鋭い目と巨大なクチバシをもち、圧倒的な怖い顔をした鳥。
大抵の鳥は、この顔を見ただけで逃げ出す・・・と思います。(;^_^A
6位：ニシハイイロペリカン
- 【学名】
- Pelecanus crispus
- 【分類】
- ペリカン目
- ペリカン科
- 【最大体長】
- 170cm
- 【最大翼開長】
- 330cm
- 【最大体重】
- 11kg
ペリカンは口に入るものは何でも食べ、ハトを丸呑みにしたなどの目撃情報が世界中で報告されています。
ニシハイイロペリカンは、そのペリカン類の中で最大種となっています。
5位：ナキハクチョウ
- 【学名】
- Cygnus buccinator
- 【分類】
- カモ目
- カモ科
- 【最大体長】
- 180cm
- 【最大翼開長】
- 260cm
- 【最大体重】
- 15kg
ハクチョウはオオノガンらと共に世界最重量クラスの飛ぶ鳥で、ナキハクチョウはそのハクチョウ属の最大種です。
4位：アフリカオオノガン
- 【学名】
- Ardeotis kori
- 【分類】
- ツル目
- ノガン科
- 【最大体長】
- 180cm
- 【最大翼開長】
- 260cm
- 【最大体重】
- 17kg
他のオオノガン属と共に世界最重量の飛ぶ鳥で、推定では19kgの個体も存在するそうです。
アカシアの樹脂を食べることによって分厚い皮下脂肪を備え、敵の攻撃を受けにくい体の構造をしています。
3位：ミナミジサイチョウ
- 【学名】
- Bucorvus leadbeateri
- 【分類】
- サイチョウ目
- ジサイチョウ科
- 【最大体長】
- 130cm
- 【最大翼開長】
- 200cm
- 【最大体重】
- 6kg
地上の掃除屋の異名をもつ鳥で、口に入る地上生物はなんでも食べてしまいます。
クチバシの力が異様に強く、リクガメの甲羅を割って食べることすら可能です。
2位：アフリカハゲコウ
- 【学名】
- Leptoptilos crumeniferus
- 【分類】
- コウノトリ目
- コウノトリ科
- 【最大体長】
- 130cm
- 【最大翼開長】
- 280cm
- 【最大体重】
- 9kg
アジアに棲むオオハゲコウと共にコウノトリ科の最大種。
アフリカに多数いる屍肉食性動物としのぎを削っている分、こちらの方が強いと思われます。
繁殖期などには新鮮な肉を求め自ら獲物を狩ることもあり、かなり大きな動物を襲うこともあります。
1位：ズグロモリモズ
photo credit:Hooded Pitohui 1 by Benjamin Freeman
- 【学名】
- Pitohui dichrous
- 【分類】
- スズメ目
- カラス科
- 【体長】
- 23cm
- 【体重】
- 65g
ピトフーイという毒を持つ鳥で、その中で最高レベルの毒を持っている種。
自ら毒を注入することはありませんが、羽や皮膚に神経毒が含まれており、体を触っただけで痺れてしまうというある意味最強の鳥と言えます。
補足
順位は独自の調査によるものです。
そもそも本当の強さとは諦めない心だと思います。(^_^;)
おまけ
最後にカメの甲羅を破壊する『ミナミジサイチョウ』の動画を紹介します。Σ(ﾟДﾟ)
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