人を多数喰らった動物ランキングTOP5(獣害事件の被害数ランキング)

哺乳類
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同一個体あるいは同一グループが引き起こした獣害事件として、被害者(死亡者)の数が多かった事件及びその動物でランキングを作りました。
※海に生息する生物や虫の類は個別判定が難しいので除外とします。
※同一個体の画像は用意できないので、画像は全て同種のイメージ画像となります。

まずは参考に、日本国内最大と言われる獣害事件を紹介します。

三毛別のヒグマ


※画像は普通のヒグマです。

【種】
ヒグマ
【生息地】
北海道苫前郡苫前村三毛別(現:苫前町三渓)
【生息した時代】
~1915年
【犠牲数】
7人以上

北海道開拓時代は人とヒグマの争いが度々起こっていましたが、その中で最大の被害を出したのが三毛別羆事件と呼ばれる害獣事件です。
このヒグマを駆除するため軍隊も導入されましたが、最終的に仕留めたのは地元(隣町)の猟師・山本兵吉でした。

この三毛別羆事件の被害者(死者)は7人ですが、海外では文字通り桁違いの被害を出した獣害事件があるようなので、以下で紹介していきます。

5位:ジェヴォーダンの獣


※画像は普通のオオカミ(犬)です。

【種】
オオカミ?
【生息地】
フランスの中央高地
【生息した時代】
~1767年
【犠牲数】
113人

フランス南部の中央高地では、1764年から断続的でジェヴォーダンの獣と呼ばれる謎の獣による獣害事件で起こりました。
古い話なので事件の詳細は不明ですが、おそらく複数のオオカミによる獣害事件だったと思われます。
ルイ15世によって派遣された兵士と猟師よって何匹かのオオカミを仕留めた後も獣害事件は続き、最終的にジャン・シャステルという地元の猟師が1767年にオオカミを仕留めたことで、この獣害事件は収まりました。

4位:ツァボの人食いライオン


※画像は普通のライオンです。

【種】
ライオン
【生息地】
ケニアのツァボ川周辺
【生息した時代】
~1898年
【犠牲数】
28人~135人

1898年3月、ケニア(当時はイギリス領の東アフリカ)のツァボ川で鉄道橋を作る工事が始まるのですが、その工事作業員が2匹のメスライオンに次々襲われるという事件が発生します。
最終的にイギリス人将校のジョン・ヘンリー・パターソンが1898年12月9日、12月29日に2匹のライオンを仕留め、事件は収まりました。
この事件は、映画『ゴースト&ダークネス』のモデルとなった事件としても知られています。

3位:ルジジ川のナイルワニ(ギュスターヴ)


photo credit:Juvenile Nile Crocodiles
※画像は普通のナイルワニです。

【種】
ナイルワニ
【生息地】
ブルンジのタンガニーカ湖およびルジジ川
【生息した時代】
~現在
【犠牲数】
300人以上?

ブルンジのタンガニーカ湖およびルジジ川には、“ギュスターヴ”という名の全長6m以上、場合によっては7m以上あるのではと言われる巨大なオスのナイルワニが生息しており、多くの人が襲われています。
そしてこのワニの驚くべきところは、現在も生きている可能性が高いという点です。
ここで紹介する獣害事件は、このギュスターヴ以外全て解決された過去の事件なのですが、ワニは水の中に棲み寿命がとても長いということもあり、ギュスターヴは仕留められることも自然死することもなく現在も生き延びている可能性が高くなっています。(生きていれば推定80歳)
とは言え、近年で姿を表したのは2015年6月が最後で、その前も2008年と人前に現れることはほとんどなくなっているようです。
映画『カニング・キラー/殺戮の沼』のモデルとなったワニでもあります。

2位:パナールの人食いヒョウ


※画像は普通のヒョウです。

【種】
ヒョウ
【生息地】
インドのウッタラーカンド州アルモーラー県パナール(インド北部)
【生息した時代】
~1910年
【犠牲数】
400人以上?

イギリス植民地時代のインドを震撼させたのは、インド北部のパナールという地域で起こったヒョウによる獣害事件です。
このヒョウは最終的にジム・コルベットというイギリス人ハンターによって仕留められます。

1位:チャンパーワットの人食いトラ


※画像は普通のトラです。

【種】
トラ
【生息地】
インド・ネパールの国境付近の森林
【生息した時代】
~1907年
【犠牲数】
436人?

19世紀末から20世紀初頭にインド・ネパールの国境地帯に生息したメスのベンガルトラは、単独個体による史上最悪の獣害事件としてギネスブックにも記載されています。
最初はネパールに現れ政府も対応したのですが、仕留めることは出来ずにインドへと移動し再び事件を巻き起こします。
最終的にジム・コルベットというハンターが仕留めますが、実はこの人物、上記の『パナールの人食いヒョウ』を仕留めたハンターと同一人物なのです!

上記の他に、ミャンマーのラムリー島に生息するイリエワニにより1000人以上の人が犠牲となったギネスブックに載っていますが、これは太平洋戦争で戦死し川に流された日本兵を多くのイリエワニが食べただけの話のようです。

おまけ

最後に最大の被害を出した『チャンパーワットの人食いトラ』と同じトラの動画を紹介します。(^_^;)

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コメント

  1. 動物好き より:

    画像のチョイスww

  2. くまさん より:

    なんだ、ただの可愛い動物画像集かw

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