空を飛ぶのは鳥だけじゃない! 滑空する動物たちの画像・動画集

哺乳類
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鳥やコウモリ以外にも空を飛ぶ(滑空する)脊椎動物は多数いるようなので、そんな滑空動物たちを画像と動画付きで紹介していきます。

滑空する哺乳類

モモンガ属

日本に生息するニホンモモンガとエゾモモンガ(シベリアモモンガ)が含まれるリス科動物。
※モモンガと名前のつく滑空するリス科動物は、モモンガ属以外にも多数存在しています。

ニホンモモンガ


photo credit:Japanese dwarf flying squirrel by Takashi Hososhima

【学名】
Pteromys momonga
【分類】
ネズミ目
リス科
【生息域】
日本

日本に生息するで滑空する哺乳類で、日本の滑空する動物の代表的存在。
実はリスの仲間です。

ムササビ属

ムササビ属は日本にもいる滑空する哺乳類で、モモンガと並び滑空する動物の代表。
モモンガよりかなり大きく飛ぶ姿に迫力があります。(ムササビは日本に古くから生息している最大のげっ歯類(ネズミ類)である)
※ムササビと名前のつく滑空するリス科動物は、ムササビ属以外にも多数存在しています。

オオアカムササビ


photo credit:Giant Red Flying Squirrel by vil.sandi

【学名】
Petaurista petaurista
【分類】
ネズミ目
リス科
【生息域】
南アジアから東南アジア

ウロコオリス科

ウロコオリスはアフリカに棲む滑空する哺乳類で、小型の種は6.5kmも滑空したという記録があるそうです。(真偽のほどは定かではない)
現地でも珍しい動物なのか、あまり詳しい情報を手に入れることはできませんでした。

ヒメウロコオリス

【学名】
Anomalurus pusillus
【分類】
ネズミ目
ウロコオリス科
【生息域】
アフリカ大陸中部

フクロモモンガ科

フクロモモンガはモモンガという名前が付きますが、モモンガの近縁種ではなくオーストラリアに棲む有袋類の一種。
別の過程を経て同じような姿になることを収斂進化と言い、モモンガとフクロモモンガはその好例と言えます。

フクロモモンガ


photo credit:Boom! It is a Sugar Glider – Petaurus breviceps by Joe McKenna

【学名】
Petaurus breviceps
【分類】
カンガルー目
フクロモモンガ科
【生息域】
オーストラリアからニューギニア島

フクロモモンガ科の代表種。

ヒヨケザル

ヒヨケザルは名前にサルとありますが、分類学的にはヒヨケザル目というサル目とは別の動物で、滑空する最大の動物。
マレーヒヨケザルとフィリピンヒヨケザルの2種が存在している。

マレーヒヨケザル


photo credit:Colugo – baby playing peek-a-boo by Lip Kee

【学名】
Galeopterus variegatus
【分類】
ヒヨケザル目
【生息域】
マレーシア、インドネシア

滑空する爬虫類

トビトカゲ属

南アジアから東南アジアに生息するトビトカゲは、皮膚を進化させた羽を広げ(種により羽の大きさの違いがある)見事に滑空すます。
種類は40種ほどいるようです。

インドトビトカゲ


photo credit:Draco, Flying Lizard of the Western Ghats by Karunakar Rayker

【学名】
Draco dussumieri
【分類】
トカゲ目
アガマ科
【生息域】
インド西部

トビヤモリ属

トビトカゲほどうまく滑空はしませんが、ヤモリの中にも滑空する種類(8種ほど)がいます。

クールトビヤモリ


photo credit:Kuhl’s Flying Gecko (Ptychozoon kuhli) by Bernard DUPONT

【学名】
Ptychozoon kuhli
【分類】
トカゲ目
ヤモリ科
【生息域】
東南アジア

トビヤモリの中で最も有名な種で、ペットとして飼われることも多い。

トビヘビ属

蛇はさすがに滑空できないだろうと思かもしれませんが、意外なほどしっかり滑空します。(下の動画参照)
実は滑空する動物の動画を探すと1番見つかるのがトビヘビの動画です。

パラダイストビヘビ


photo credit:Chrysopelea paradisi by Alan Couch

【学名】
Chrysopelea paradisi
【分類】
トカゲ目
ナミヘビ科
【生息域】
東南アジア

肋骨を広げ空気抵抗を上げることで滑空するトビヘビ。

滑空する両生類

トビガエル

トビガエルという種類のカエルは水かきを広げて滑空すると言われています。(科をまたがって幾つかの種類が確認されている)
しかし、これは普通のジャンプとパラシュート型の落下ではないかという意見もあるそうです。

Malabar gliding frog


photo credit:Blending in – Malabar gliding frog by Vipin Baliga

【学名】
Rhacophorus malabaricus
【分類】
カエル目
アオガエル科
【生息域】
インド西部

トビガエルの中で比較的によく滑空するカエル。
日本における正式な名前は定まっていないようだが、直訳するとマラバートビガエル。

滑空する魚類

トビウオ科

魚類には滑空することで有名なトビウオという魚が50種程いて、もっとも飛ぶ種では600mも滑空した例があるそうです。

トビウオ(種不明)


photo credit:Flying Fish by Mike Prince

【学名】
Exocoetidae
【分類】
ダツ目
トビウオ科
【生息域】

※画像のトビウオの種は特定できないが、インド西部の海で撮られた写真だそうです。

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