哺乳類の中には水に適応した種が多数存在しており、どれも泳ぎが得意となっています。
そういった哺乳類の中から泳ぎが得意な動物ランキングを制作したので、実際に泳いでいる動画と共に紹介します。(同じような動物ばかりにならないよう、1科で1ランキングとしています)
※クジラ・イルカ類の泳ぎの上手さは別次元なので今回はランク外とさせていただきます。
10位:ホッキョクグマ
- 【学名】
- Ursus maritimus
- 【分類】
- クマ科
- クマ属
- 【生息域】
- 北極
海が凍っただけの北極に生息するホッキョクグマは、泳ぎが得意で比較的長い距離を泳ぐことで知られています。
9位:ヌートリア
- 【学名】
- Myocastor coypus
- 【分類】
- ヌートリア科
- ヌートリア属
- 【生息域】
- 南アメリカ大陸
ヌートリアは泳ぎが得意なげっ歯類で、日本にも外来種として生息しています。
8位:ビーバー(ビーバー科動物)
- 【学名】
- Castor
- 【分類】
- ビーバー科
- ビーバー属
- 【生息域】
- 北ヨーロッパ、北アメリカ
ビーバーは水辺にダムを作るなど、水中生活に適応したげっ歯類です。(動画はヨーロッパビーバー)
7位:ジュゴン
- 【学名】
- Dugong dugon
- 【分類】
- ジュゴン科
- ジュゴン属
- 【生息域】
- インド洋沿岸、太平洋西部沿岸
ジュゴンはイルカやクジラと同じように水中生活に特化した哺乳類ですが、ずんぐりむっくりしていて、イルカやクジラに比べて泳ぎが得意といった感じではありません。
6位:マナティ(マナティ科動物)
- 【学名】
- Trichechus
- 【分類/Taxonomy】
- マナティ科
- マナティ属
- 【生息域】
- 中南米、アフリカ中西部
マナティはジュゴンの近縁種で淡水に適応しています。(動画はアメリカンマナティ)
5位:セイウチ
- 【学名】
- Odobenus rosmarus
- 【分類/Taxonomy】
- セイウチ科
- セイウチ属
- 【生息域】
- 北極圏沿岸
沿岸部に住む鰭脚類はみんな泳ぎが得意ですが、セイウチは体重が重すぎて他の鰭脚類と比べて泳ぎが苦手のようです。
4位:カモノハシ
- 【学名】
- Ornithorhynchus anatinus
- 【分類】
- カモノハシ科
- カモノハシ属
- 【生息域】
- オーストラリア東部
もっとも古いタイプの哺乳類であるカモノハシは、平たい口と尾を巧みに使い起用に泳ぐことで有名です。
3位:カワウソ(カワウソ科動物)
- 【学名】
- Lutrinae
- 【分類】
- イタチ科
- カワウソ亜科
- 【生息域】
- 全世界
カワウソはイタチ科特有の細い体を活かして、すばやく泳ぐことができます。
ちなみにラッコもカワウソ亜科の動物です。(動画はオオカワウソ)
2位:アシカ(アシカ科動物)
- 【学名】
- Otariidae
- 【分類】
- アシカ科
- 【生息域】
- 太平洋の沿岸部
イルカやクジラを除く哺乳類で泳ぎが得意と言ったら、アシカ(オットセイ含む)は絶対に取り上げなければならない存在と言えるでしょう。(動画はカルフォルニアアシカ)
1位:アザラシ(アザラシ科動物)
- 【学名】
- Phocidae
- 【分類】
- アシカ科
- 【生息域】
- 世界中の沿岸部
アシカと同様に泳ぎが得意な哺乳類として有名なのがアザラシです。
ゾウアザラシは体が大きすぎてそこまで泳ぎが得意ではないでしょうが、ペンギンなども捕食対象にしているヒョウアザラシなどはとても泳ぎが得意なことで知られています。(動画はヒョウアザラシ)
コメント
シャチが入ってない。