私はコレで競馬をやめました・・・競馬と動物虐待について

スポーツの話
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今日は競馬ファンがもっとも盛り上がると言ってもいい有馬記念の開催日でした。
ということで、少し競馬の話をしたいと思います。

今は分かりませんが、自分の時代は高校生ぐらいになると競馬に興味を持ち始める人(男子)が増え、馬券を買う買わないを問わず競馬の話をする人が徐々に多くなりました。
私もその例に外れず、高校3年生頃には結構競馬にハマりだします。
1977年早生まれの人が高校3年生のときは、ナリタブライアンが三冠を獲得した年にあたり競馬界が大いに盛り上がっていたのです。
この少し前の1980年代終盤から1990年にかけて、オグリキャップブームという日本競馬史上類のない競馬ブームも起こっていたため、当時の若者は競馬に入っていきやすかったのかもしれません。

神

ナリタブライアンの半兄のビワハヤヒデも強かったね

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牝馬のヒシアマゾンもいたな~

しかし自分の競馬人生は、あっという間に終わりを告げました。
理由は明確です。

ライスシャワー
ホクトベガ
サイレンススズカ

競馬好きの人なら、この名前を聞いただけで私が競馬への興味を失った理由が分かるかと思います。
この3頭は皆レース中に怪我をし、その場で安楽死処分となった競走馬たちです。

ライスシャワー:1995年6月、宝塚記念にて安楽死処分
ホクトベガ:1997年4月、ドバイワールドカップにて安楽死処分
サイレンススズカ:1998年11月、天皇賞(秋)にて安楽死処分

この輝かしい成績を残した3頭の競走馬が立て続けに安楽死処分になる映像がショッキング過ぎて、私は競馬を見ること一切やめてしまいました。(ホクトベガが死んだ時点で、ほとんど競馬は見なくなった)
馬が怪我を起こしやすいようなレースを行い、怪我をすると予後不良になるからという理由で安楽死・・・
これらの行為の全ては人間の身勝手であり、明確な動物虐待です。

そもそも公営ギャンブルで無理に動物を使う必要があるのかという疑問もあります。
日本には競輪だって競艇だってオートレースだってあるのですから、ギャンブル好きな人はそちらで楽しめばいいのではないでしょうか?
それをなぜ回復不可能となるほどの怪我が頻発する動物を公営ギャンブルに使うか、正直理解が出来ません。

更に、引退後の競走馬の扱いにも疑問が残ります。
競馬はレースごとに格付けがあり、その中の重賞というレースで勝利した馬には『功労馬繋養展示事業』という名の助成金が引退後に配られます。
この助成金が2012年に月3万円から2万円に減額され、2017年にも更なる減額となりました。
そもそもこの功労馬繋養展示事業の対象に漏れた競走馬がどうなるのかというと、その大半は食肉処分にされると言います。
巷では競走馬の9割が食肉処分にされるとの噂もあるほどです。
人間が生きるためには生き物を食べる必要があることは事実ですが、こういった実情をほとんど公開されずに行われている日本の競馬には疑問を感じざるを得ませんし、国や自治体が率先して行う事業とも思えません。

また、現役時代に優秀な成績を残し種牡馬(自身の血統を残す繁殖用の雄馬)となった競走馬も悲惨です。
種牡馬となった競走馬は、多数の牝馬を妊娠させるために1日何回も交尾することを促され、それを何年間も続けなければならないのです。
これは完全に繁殖の道具としての利用であり、動物虐待である可能性が高くなっています。

昨今、コンプライアンスという名のもとに様々なものが規制の対象になっていますが、この競馬こそもっとも規制すべきなのではないでしょうか?

ファイティングコンピューター
ファイティングコンピューター

コーホー

↑『自分の好きな競走馬はツインターボ!』と言っています。(;^_^A

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