1980年代の野球とサッカーの人気比較

スポーツの話
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ここ最近、元野球選手のYouTubeへの動画が投稿が目立ちます。
特に話題となったのは、昨年12月に元日本ハム及び阪神である片岡篤史さんのチャンネルに、清原和博さんが登場したことです。
清原さんは薬物により逮捕されて以降メディアでほとんど取り上げられることがなく、動画上で何を語るのか注目が集まりました。
その後、清原さんは巨人時代の子分で77年早生まれである小田幸平さんのYouTubeチャンネルにも出演し、こちらの動画もかなりの再生数となっています。

一昔前なら、引退後の人気野球選手は監督やコーチに選ばれない限り解説者になるのが定番でしたが、現在は野球中継そのものがなくなっているので、解説者として再就職することは難しい状況です。
そんな状況で溢れかえった元プロ野球選手とプロ野球の昔話を聞きたい層の思惑が一致し、元プロ野球選手のYouTuberが増えているものと思われます。
※実際には、裏で野球を含めたスポーツの引退選手をYouTuberとして集めている人や会社があるものと思われる。

野球がかつてほどの人気をなくす一方で、サッカーは昔と比べ広く認知されるようになっており、現在サッカーと野球の人気差はほとんどなくなています。
では、1980年代のサッカーと野球の人気はどうだったでしょう?

神

そういや、77はサッカーをやってたんだよな?

77
77

やってたよ!小学2年から中学校までね。

実は、1980年代の子供にとってサッカーはとても人気のあるスポーツ(遊び)になっていました。
その理由は、1981年から漫画が連載され、1983年からアニメ放送が始まった『キャプテン翼』にあります。
キャプテン翼は、試合中に現実とかけ離れた突拍子もないこと(例:スカイラブハリケーン)を行うなど、とても子供心をくすぐる作品でした。
以上のように、1980年代当時は一大サッカーブームで野球なんて目じゃないほど人気があったのです・・・と言いたいところですが、実際はそんな状況にはなっていません。

自分が住む地域では2つのサッカーチームがあり、各小学校から集まって練習をしていましたが、野球は各小学校ごとにチームがあり、競技人口に大きな差がありました。
それもそのはずで、プロ野球の巨人戦は毎日のようにゴールデンタイムにナイター中継を放送し、高い視聴率を得ていたのです。
更に深夜にはプロ野球ニュースというプロ野球の結果を伝えるスポーツニュースも存在するなど、当時のプロ野球は日本人にとってとても身近な存在でした。
また、甲子園(高校野球)では、1983年から1985年までKKコンビを要するPL学園が大きな話題となり、私も子供ながらにPL学園の試合は見ていた覚えがあります。(特に1985年の日大山形戦の記憶が鮮明)

神

確かに桑田・清原時代のPL学園は凄かったね。

77
77

なんで清原はあんなことになってしまったんだろう・・・

神

・・・

いくらキャプテン翼の影響でサッカーブームが起こったとはいえ、当時のサッカーと野球ではまだまだ雲泥の差がありました。
そもそも当時に日本にはサッカーのプロリーグ(Jリーグ)がまだなく、ワールドカップも日本は1度も出ていなかったので、テレビなどサッカーを観る機会がほとんどなかったのです。
結局、子供たちにとってのサッカーはキャプテン翼という漫画の中の世界から脱していなかったのかもしてません。

以上のように、1980年代は子供を中心にサッカー人気が大幅に向上しましたが、それでもまだ野球のほうがだいぶ人気が高かったと思います。

ファイティングコンピューター
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コーホー

↑『中田英寿も1977年早生まれだ!』と言っています。(;^_^A

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